簿記2級の合格率と難易度

簿記2級検定試験は、毎年2月、11月、6月の年3回行われます。

難易度を検証すれば1発合格のコツも無事に探り出すことができるかもしれません。

まずは、過去10回の合格率を見てください。

試験回(試験日) 受験者数 合格者数 合格率
154(2020.2.23) 46,939名 13,409名 28.6%
153(2019.11.17) 48,744名 13,195名 27.1%
152(2019.6.9) 41,995名 10,666名 25.4%
151 (2019.2.24) 49,776名 6,297名 12.7%
150 (2018.11.18) 49,516名 7,276名 14.7%
149 (2018.6.10) 38,352名 5,964名 15.6%
148 (2018.2.25) 48,533名 14,384名 29.6%
147 (2017.11.19) 47,917名 10,171名 21.2%
146 (2017.6.11) 43,767名 20,790名 47.5%
145 (2017.2.26) 60,238名 15,075名 25.0%

受験者は1年間で約20万人。

この受験者数の多さは、日本に存在する資格の中でも上位にランクします。

それだけ、簿記の人気が高いといえるでしょう。

さて、簿記2級の難易度ですが、一般的にはそれほど難しくはないと言われています。

ただし、それは行政書士や社会保険労務士、宅建などの資格と比べれば、という話で、私は決して簿記2級は簡単に取得できる資格ではないと思います。

この合格率を見るとわかるように、上は47.5%~下は12.7%まで、その差は30%以上もあります。

もちろん、受験者のレベルの差やその年の問題の難易度にもよりますが、ここまで合格率に差があるのは、他の資格と比べてもめずらしいでしょう。

自分が受験する回の問題の難易度や合格率がどれくらいなのかなんて、試験が終わってみないとわかりません。

ですので、どんな問題に対応できるように、しっかりとした準備が必要なのです。

独学でさらっと勉強しただけでは合格は厳しいと思いますので、その覚悟で取り組みましょう。

簿記3級と1級の合格率

おまけで3級と1級の合格率もそれぞれ見てみましょう。

簿記1級の合格率

試験回(試験日) 受験者数 合格者数 合格率
153(2019.11.17) 7,520名 735名 9.8%
152(2019.6.9) 6,788名 575名 8.5%
150(2018.11.18) 7,588名 680名 9.0%
149(2018.6.10) 7,501名 1,007名 13.4%
147 (2017.11.19) 8,286名 487名 5.9%

簿記3級の合格率

試験回(試験日) 受験者数 合格者数 合格率
154(2020.2.23) 76,896名 37,744名 49.1%
153(2019.11.17) 80,130名 34,519名 43.1%
152(2019.6.9) 72,435名 40,624名 56.1%
151(2019.2.24) 80,360名 44,302名 55.1%
150(2018.11.18) 88,774名 38,884名 43.8%

簿記3級の試験の難易度は、平均すると「射程距離」といってOK

簿記2級は3級よりはひと回り難易度が上だといえます。

実際に、平均値を計算すると30%を超えるくらいになるようです。

それでも、無駄のない勉強をしてから受けた受験者は多くの場合無事に合格できていますから、過剰に案じることはありません。

ここまでを総合するとどうなるでしょうか?

簿記2級の試験の難易度は、素人が何もない状態からチャレンジができる限度いっぱいの資格、といってよいでしょう。

簿記2級の難易度は、初心者には最初のうちはしんどいでしょうが、それでも1発受験で1発合格できるチャンスが存分にある試験となっているのです。